NFJ(ノースフラットジャパン)との訴訟のご報告

 NFJが販売するFX152J PROという商品の「虚偽・誇大広告」の事実を掲示板上で告発した小野寺(当サイト管理者)に対し、NFJは「スラップ訴訟」というべき「損害賠償請求訴訟」を提起し、係争中でしたが、NFJは「請求の放棄」をし決着しました。

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訴訟資料のほとんどがPDF書類ですので、表示に時間のかかる場合があります。
なお、NFJは本サイトの公開に同意しています(和解条項で確認できます)。

 2021年7月16日に第1回口頭弁論が開かれ、2022年12月9日に第9回口頭弁論の予定でしたが、その2日前に原告訴訟代理人弁護士2名が辞任してしまいました。
 そのようなことで、新たに選任する訴訟代理人弁護士を探す時間的猶予のため、同口頭弁論は2023年1月27日に変更されましたが、その1月27日までに訴訟代理人弁護士の選任が定まらないことから再度期日変更申請がされ、同年2月24日に変更されました。
 しかしその2月24日までに訴訟代理人弁護士選任の見通しが立たないことと、これ以上の期日延期は許容されないことから「本人訴訟」に移行し、「毛利健介」なる人物が急遽「支配人」登記され、訴訟代理人として第9回口頭弁論に出廷しました。
 原告はその第9回口頭弁論で「和解」の意思を示唆しました。その18日後に「105万6664円を解決金として支払え」と和解の具体案を裁判所に提示しました。
 訴状での損害賠償請求額が「665万6664円」でしたので大幅に譲歩したつもりなのでしょうが、被告(当サイト管理者)はびた一文支払う気はなく、逆に不当な訴訟提起(スラップ訴訟)による「慰謝料請求」を考えていました。
 その後の第10回口頭弁論(2023年3月24日)では原告被告双方の折衝が行われ、被告は原告が提示した金額に相当する分を「不当な訴訟(スラップ訴訟)を仕掛けて被告に精神的苦痛を与えた代償」として請求する提示をしました。
 最終的に「原告は本件請求を放棄する」および「原告は本件訴訟の事実関係を公開することに同意する」を主柱にして、
原告被告双方の同意にいたりました。
 「請求の放棄」とは、原告が、自らの請求(訴状に記載された請求の趣旨と原因の全部)について理由がないことを認め、これをもって裁判を終わらせる行為です。
 また、民訴法267条から「請求の放棄」に「確定判決と同一の効力」が認められる以上、類推適用されると解するのが一般的です。
 なお、事件の発端から本件訴訟の終了までの顛末を別途サイトに立ち上げる予定です(簡単な経緯はこちらにまとめています)。

発信者情報開示請求訴訟の「第一審判決書」を見る(原告NFJ 敗訴)

発信者情報開示請求訴訟の「控訴審判決書」を見る(原告NFJ 勝訴)

「実際の出力よりも大きく表示した」として誇大広告の事実を認めた「訴状」を見る

原告NFJ訴訟代理人弁護士の「辞任届」を見る

原告NFJの105万6664円を請求する「上申書 (和解)」を見る

被告勝訴相当の「第10回弁論準備手続調書」を見る(原告NFJ 請求の放棄)

原告NFJの「支配人 毛利健介」の登記

訴訟の全資料を見る

参考:原告NFJがした「請求の放棄」とは

参考:原告NFJが仕掛けた「スラップ訴訟」の定義

参考:原告NFJは主張の正当性を証明することができなかった

参考:法務担当名で顧客に送信されたメールから読み解く原告NFJの反社会的行為

参考:掲示板に本件訴訟の可能性を示唆した後の出来事

参考:本件商品の発売予告から訴訟終結までの時系列表(覚え書き)

参考:ヤマハ(株)様へ「YDA138の最大出力についてのお尋ね」の書簡

参考:消費者庁へ「NFJによる虚偽・誇大広告のご報告」の書簡

参考:阪南合同法律事務所(本件損害賠償請求訴訟の原告代理人)

参考:甲本・佐藤法律会計事務所(IPおよび発信者情報開示訴訟の原告代理人)

参考:みらい総合法律事務所(発信者情報開示訴訟の被告代理人)




もう一つの「オーディオ関連名誉毀損損害賠償請求訴訟事件」のご紹介
この事件は、オーディオアクセサリー製造販売のアコースティックリバイブ原告として、オーディオマニアの土方氏他1名に対し訴訟を提起したものです。
この事件は、2008年に起きた「アコリバCD事件」が発端になっています。詳しくは こちら をご覧ください。

NFJ(ノースフラットジャパン)という企業について


当サイトの目的

 NFJ(ノースフラットジャパン)の不正行為を公共の利益のために告発すること

▶虚偽・誇大広告、不当景品類及び不当表示防止法違反の事実
 虚偽の性能を表示し、他の同種商品よりも優良であるかのように誤認させる意図をもって販売した。

▶販売商品の低評価なレビューやコメントに圧力をかける事実
 事実のまま商品の欠陥を指摘したビューに対し、訴訟提起の意思もないのに訴訟をちらつかせて(=脅迫)レビューの変更を要求した。

コンテンツ

ノースフラットジャパンによる 低評価商品レビューに対する 評価変更要求と損害賠償裁判をすると脅かされた件

ノースフラットジャパンの商品である FX152J PRO の「虚偽・誇大広告」の表示となる虚偽スペックを検証する

ノースフラットジャパンによる XF152J PRO の最大出力について釈明した記事の内容

ノースフラットジャパンへ FX152J PRO の最大出力について 問い合わせのやり取り その1

ノースフラットジャパンへ FX152J PRO の最大出力について 問い合わせのやり取り その2

ノースフラットジャパンとは どんな法人なの(履歴事項全部証明書)

参考1:不当景品類及び不当表示防止法第5条1項

参考2:虚偽・誇大広告について 消費者庁

参考3:企業の社会的責任(CSR)の解説

参考4:アマゾンサイトの FX152J PRO 商品レビューで最大出力の異常動作を指摘したページ

参考5:ノースフラットジャパン ヤフーショッピング店

参考6:ノースフラットジャパン 公式ブログ

参考7:ノースフラットジャパン FX152J PRO 新発売のプレスリリース

参考8:YDA138 データシート

YDA138 の最大許容損失と最大許容周囲温度を算出するアプリのダウンロード

ノースフラットジャパンに関する情報を求めています(ご意見・ご感想もこちらへどうぞ)

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